高血糖をほったらかしにすると一体どうなるのでしょうか?
高血糖の状態で放置してしまうと、以下のようなことがおこる可能性があります。
・腎臓の機能が低下する
・失明の原因になる
・血管がボロボロになる
高血糖の状態が長期間続くと
動脈硬化を引き起こして血管がボロボロになってしまいます。
血管がボロボロになるとさらに高血糖を悪化させてしまいます。
また、腎臓の機能が低下するため、自力で老廃物を体外に排出できなくなり、
合併症の一つである尿毒症を発症させることもあります。
尿毒症は死の危険性もある恐ろしい症状です。
これを防ぐためには常に人工透析を行わないといけなくなるので、
生活も不自由になってしまいます。
それに、網膜の血管を傷つけてしまえば、最悪失明する恐れもあります。
失明までいかなくても、視覚障害を引き起こす可能性は高いので
注意が必要です。
この他にも、高血糖をほっておくことで
脳梗塞や心筋梗塞といった恐ろしい病気の原因にもなるので、
早めの処置が必要になります。
こういった事態にならないためにも
高血糖の状態は早めに改善することが大切です。
早期発見、早期治療が重要なので、
定期健診などで血糖値を検査しておきましょう。